~ X JAPAN & J NEWS ONLY ~


by yaki101

LIVE DVD "YOSHIKI S. CONCERT"

2002年12月3日、4日の2日間にわたり行われたYOSHIKIの音楽的ルーツである、クラッシックスタイルのライブをDVD化。YOSHIKIの生み出した印象的な旋律がオーケストラとのコラボレーションで解き放たれる約135分。「Forever Love」などのX JAPANの名曲、そして彼のニュープロジェクトVIOLET UKの未発表曲を収録。ボーカリストの参加など、新たなる歴史を創造し続けるYOSHIKIの胎動期を捉えた貴重なLive DVD。
CAST
Piano & Tact (M-8): YOSHIKI
Vocal: Daughter from VIOLET UK (M-4,M-7,M-10,M-11)
Nicole from VIOLET UK (M-9)
Tact: コンスタンチン D.クリメッツ、藤原いくろう
Orchestra: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
including 14 tracks (オリジナル名義)
1. Say Anything (X JAPAN)
2. Amethyst (YOSHIKI)
3. The Last Song (X JAPAN)
4. Unnamed Song (VIOLET UK)
5. Forever Love (X JAPAN )
6. Longing (X JAPAN )
7. Amethyst ~with Vocal and Piano Vo:Daughter (YOSHIKI)
8. Seize the light ~Conduct:YOSHIKI (globe)
9. I'll be your love ~Vo:Nicole
 「愛・地球博」公式イメージソング (DAHLIA)
10. Screaming blue ~Vo:Daughter (VIOLET UK)
11. Blind Dance ~Vo:Daughter (VIOLET UK)
12. Anniversary ~Vo:Daughter (YOSHIKI)
-Encore-
13. Endless Rain (X JAPAN)
14. Tears (X JAPAN)

豪華三方背+
デジパック+28P解説書(PHOTO入りブックレット

↓TEXT by TETSUSHI ICHIKAWA
X JAPAN解散以降、気がつけばYOSHIKIは「クラシックの人」というか、「バラードの人」というか、「アニヴァーサリーな人」というか、制作10年(!)にも及ぶソロ・プロジェクトが未だその全貌を見せないだけに、ほとんど「謎の人」と化してる観がある。
 しかしそれでも「伝説のアーティスト」として君臨し続けてるのだから、それはそれで特異な「個性」なのだ。
 それにしても、<紅白>のテーマソングに始まり、<愛・地球博>の公式イメージソングやら、<天皇陛下御即位10周年記念式典>で披露したピアノ協奏曲やら、<テレビ放送50周年>記念番組の主題歌やら、何かの節目を飾るに相応しい「ピアノでクラシックでバラード」は、全てYOSHIKIに依頼が集中してる現状が面白すぎる。
「なんかクラシックを演る機会が多くて――自分から演ろうと思ってるわけではなく、なんか流れで(笑)。自分でも『なんでこうなるんだろ?』みたいな。勿論クラシックも未だにずっと勉強し続けてるんで、多少は進歩してるとは思うんですけど、すっかり<クラシックの人>になっちゃいましたねー。しかも節目節目で現れる、みたいな。でも光栄に思ってます。
 考えてみたらX時代から、決して高尚にはならず「クラシックの魅力と醍醐味」を誠実に聴かせてきた男なのだから、これも紛れもないYOSHIKIそのものなのである。
さてこの『YOSHIKI Symphonic Concert』は、一昨年の12月唐突に、しかし華々しく行われたクラシック・スタイルズ・コンサート2daysを収録したライヴDVDだ。『ETERNAL MELODYⅡ』同様、ここ数年の「上品なYOSHIKI」の一部始終をベスト盤のように総括できる作品である。
 数々のアニヴァーサリー物は勿論のこと、X JAPANからglobeから新曲からとヒストリカルなラインナップが並んだ。そして未だ見ぬ強豪VIOLET U.Kの楽曲も、クラシック・ヴァージョンながら3曲披露されてるし、計5曲でVIOLET UKの2人の女性ヴォーカリスト、NicoleとDaughterが唄ってる。
   しかし私は、世界一妥協と縁遠い<ウルトラ完璧主義者>YOSHIKIを16年前から熟知してるだけに、「よくこんな手の込んだライヴが実現したなあ」と別の意味で感心した。
「最初はゲストで出るはずだったんですけど、気がついたら僕の比重がどんどんどんどん増えていって――というか僕のコンサートになっちゃって(失笑)」
「準備は大変でしたよ、もう。本番の1週間前に『このままじゃ普通のコンサートになっちゃう』って話になって、『そういえばそうだな、じゃVIOLET UKもやってみようかな』と。でいきなりアメリカからスタッフ呼んで、それからクラシック・アレンジして(笑)」
 相変わらず無茶苦茶な男である。「ほぼぶっつけ本番状態(YOSHIKI談)」でこれだけのことをやっちゃうのだから、本当怖い。
 でこのコンサート、よく観るとやはり「純クラシック」ではない。オーケストラと同期物をシンクさせたサウンドも面白いし、饒舌なYOSHIKIのトークも随所に観られて、「あくまでも基本はロック畑」なのが確認できたりもする。
「あんな喋るはずじゃなかったんですけど(失笑)。昔は自分が喋んなくてもTOSHIやHIDEが愉しそうにやってくれてたけど、1人だから『ファンの人達とコミュニケーションとんなきゃいけないな』みたいな」
 最も枠の存在がデカいクラシックで、枠が無いことを試みるYOSHIKIの「ポジティヴな無謀さ」に、来たるべくVIOLET UKへの期待も更に高まる今日この頃、である。
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by yaki101 | 2005-03-18 01:11 | X JAPAN NEWS